2013年08月26日
so way

最近はイベントをきっかけに音楽熱に火が付いてしまった。
それにツールドフランスをTVで観て自転車熱も再燃。
とは言っても釣りにも行きたいと、まあいい歳して気の多いことだ。
昨晩11時頃バイクでにおの浜に釣りに行った。
約一ヵ月ぶりの琵琶湖である。
ドバッと雨が降った後で、しかも現在2連勝中のにおの浜。
3連勝は間違いないモロタの風が吹いていた。
釣りを開始して間もなく、20m位左に一人の釣り人が入ってきた。
ここではいつものよくある状況である。
「タイオー」「?」「タイオー」「・・・何?」妙な声が・・・
どうやら今入ってきた人がキャストする度に声を発しているようだ。
気になってきたのでちょっと石に腰かけ一服休憩。
「タイオー」「タイオー」・・・なんなん・・・
危険な香りを察知した私は場所を移動することにした。
しかし琵琶湖で釣りをしていると、たま~に変わった人に出会う。
まあ、かく言う私も人の事は言えない。
スニーカーで流れ込みをバシャバシャ渡り歩き、
右を向いたまま左に投げるフェイントキャストなどを練習している姿は、
かなりパンチの効いたおっさんを見たと噂されているだろう。
しかし「タイオーって?」
もしやタイホー? 魚を逮捕? なるほど もろた!
うそ ぜんぜんもろてない。
意味不明なかけ声と言えば、私が中学でテニス部に入部した時。
1年はコートの外で球拾いをしながら「そ~うぇ~い」と
ずっと言わされていたのを思い出す。
当時はそういうものなんだと特に疑問にも感じなかったが、
よく考えれば「そ~うぇ~い」て何か意味があったのだろうか?
「そ~うぇ~い」「そ~うぇ~い」
とある夏休みの練習日、隣で同じく球拾いをしていた同級生の友人が近づいてきた。
「な~ごっちゃん、エス・イー・エックスって知ってる」
なかなかの小声であったが
そいつの顔から、きっと他言無用な話だとは感じた。
「エス・イー・エックス?」当時はもちろんネットも携帯もない時代。
友達からもたらされる情報は貴重であった。
「そ~うぇ~い」「そ~うぇ~い」
友「あんな、女子には穴が3つあってな、真ん中じゃないとだめらしいばい」
「そ~うぇ~い」「そ~うぇ~い」
俺「3つもあると? 間違えたらどうするったい? かっこ悪すぎばい」
「そ~うぇ~い」「そ~うぇ~い」
友「そんなん知らんばい」
「そ~うぇ~い」「そ~うぇ~い」
そんなことは絶対するまいと誓った思春期の夏だった。
ノーバイト。
Posted by ゴッキー at 12:12