サムルアーズが好き

妻が自分の友人達に
「うちの旦那は、釣りに狂って私をほったらかし」
などと言ってるそうだ。

皆さんの中にも、思い当たる節がある方がおられるかもしれない。

私は基本、週2日の休みのうち、
確かに1日は釣りに行かせてもらってるが、
1日は妻とイベントや買い物等に出かけ、妻との時間も大切にしている。

そんな事もないはずだが？

妻に「今日はどっか行きたいとこある？」
「ん～ちょっとイオンで買い物したいかな」

「イオンか～　いらんな～　あっ　うそです　五条のイオン最高
あそこ横に釣り具屋があるし」
しばきあげ

「あんた今度誕生日やし、なんか欲しい物ある？」
「そうさの～ええ竿があるねん　あっ　うそです、君のすべてが欲しい」
しばきあげ

きっと、こういうのがダメなのかもしれない。
いつも頭のどこかに「釣り」がこびりついているのだ。

しかし、妻はまだ知らないのだ、
私なんかとは次元が違う熱い釣り人達の存在を。

昨晩もそんな熱い男達と京都で飲んだ。

ウエちゃんが仕事で大阪方面に来られてたので、
「じゃ～皆で京都で飲みましょうか」みたいな流れになった。

次の日は仕事なので、今夜名古屋に帰る予定だったウエちゃんは
わざわざホテルを予約してくれたそうだ。

くろぼうさんの紹介で、
昼間は蕎麦中心だが、夜は飲みも可能という素敵な店に集まった。

メンバーはウエちゃんに、いつものダンディースリー
you-youさん、くろぼうさん、そしてゴムロの計4人。


しかし、こうして、決して交わる事がなかったであろう、
年齢も職種もバラバラな人たちを集わせる「釣り」。

単に「釣り好き」という言葉だけでは片付けられない、
この人たちの「釣りへの熱い想い」

そのくせ、
moaさん熱いすね～、川虎さん熱いすね～、石川さん熱いすね～
などと、自分達の事は棚にあげているから面白い。

40歳から釣りに目覚めた私なんかには理解できない何かがある。

いったい、この人たちを、いや、この人たちにとって、
幼いころから現在まで数十年も突き動かしてきた「釣り」とはなんなんだ。

そんな集まりは「釣り計画」「釣り道具」｢サムルアー」等々
会話も尽きる事もないのだが、飲みの方も強烈だ。

店の人が「すいませんハートランドビールなくなりました」
「すいませんエビスビールこれで最後です」
じゃ～キリンで、店のビールを飲み尽くしていく。

まつたけ、焼きみそ等、珍しい料理も美味しい。

せっかく自慢の手打ち蕎麦屋なんだから、
最後はやっぱ蕎麦で〆ましょうとなったはずが、
最後の最後で、でかいステーキ出現みたいな。

バーボンにくろぼうさんお勧めのおいしい焼酎ロックと、
結局夜7時から飲み始め、気づくと日付が変わっていた。

そんな楽しい悪い大人の夜会だった。

さて、今週末の私の釣、
おそらく8月最後の釣りになるだろうが
またまた熱い男達との釣りが予定されている。