2013年02月14日
サミングの系譜
〈サミングはここから始まった〉
1987年頃、風に対する安定した飛行姿勢と飛距離の実現を目指し、
バルサモデルとしてその制作が始まったLDシリーズ。
現在も主流の重心移動式には着目せず、
全く別の新しい視点からその可能性を追求したミノー。
誰も考えつかなかった後方にボリュームを持たせたその形状は当時としては奇抜。
そして1994年にLDF-65誕生。
2001年このLDF-65を原型にインジェクション化。
サイズは3mm長くなったことにより飛距離もバルサモデルをしのぎ、
風に対する抜群の安定性に磨きをかけた。
LDシリーズ構想から実に14年。
ついにsuming-70Fが誕生したのだ。
(サムルアーズHPより抜粋)
翌年の2002年、このsuming-70Fで、
人生初バスと、その一週間後、初ランカーまでも釣れ、すっかり有頂天。
「サミングマサ」などと名乗る、ふとどき者が現れた。
「サミングマサ」伝説の始まりである。
しばらくその勢いは続き、あまりにもあっさり釣れることで、
すっかりバス釣り、しいては琵琶湖までをなめてしまったサミングマサは、
「周りからプロとか思われてたらどうしょう」などとほざきだす。
その予測不能なキャスティングは圧巻で、
サイドキャスト時はルアー発射角度120度を誇り、
オーバーハンドでは3m前にズボッと湖底に突き刺したかと思えば、
誰もが見失うほど空高くルアーが舞い上がった。
周りの釣り師の度肝を抜いたのだ。
その後、釣りの厳しさ、自然の偉大さに打ちのめされ、
サミングマサの名を返上したのである。
(blogサムルアーズが好きより抜粋)
みんさんこんにちは、ゴッキーです。
「サミングはいろいろあるので~」
「~にはどのサミングがお勧めですか?」等々のメッセージを時々いただきます。
確かに、私自身も全部持ってるわけでもありませんし、
ついていけてない部分もあります。
そこで、私なりにサミングの系譜を書いてみました。
他のサムユーザーさんが見たら「???」と突っ込まれそうですが、
あくまで私個人の見解なのでご了承ください。
横軸は浮くか、止まるか、沈むか。 縦軸は長さを表しています。
後はペラがついているか、リップのあるなし、
ミラープレートが入っているか等で細かく枝分かれします。
S45とF55も同じミノーなので入れてみました。
後、リップレスサミングSPがここに位置してるのかどうか微妙です。
私個人は定番のサミング70Fの動きが一番好きですが
各ユーザーさんによって、
その各々のスタイルで、得意とするサミングがあるようです。
個人で企画したサムワングランプリの過去3回の集計では、
サミング70F、サミング90cw、リップレスサミングspが
高い得票数で人気でした。
〈お詫びと訂正〉
すいません。
サミングの系譜に間違いがありました。
昨日、何人かのベテランユーザー様からご指摘いただきました。
ありがとうございます。
サミング50cw、サミング50cw-SL、サミング40cwはシンキングでした。
そう言えばサミング50cw-SLは、
昨年嵐山FAに行くとき、浮くのと沈むのと2種類のプロトを預かってました。
その時はスローシンキングの方が反応がよかったです。
勘違いしてました。
系譜を訂正しました、すいません。
Posted by ゴッキー at 12:21
│sumlures