2011年11月17日
サミングの深層
琵琶湖で初めて出会う釣り人と、たまに会話をさせていただくことはありますが、
相変わらず「サムルアーズ」の名前を出しても、「さ~?知りません」という人が多いです。
私が思うに、サムルアーは誰もが知っていて、どんな釣具屋にも置いてあるような
超メジャーメーカーになったと仮定すると、このサミングというルアーは、
「多くの釣り人のタックルボックスに必ず1個は入っている」
といった定番ルアーになるような気がします。
例えばシーバス釣りでのワンダーのような。
あくまでシロート考えですが、サミングの奥深さを感じることがあるのです。
また、HPでこのルアー誕生までの歴史なんかを読んでいると、
サム山岡氏のノウハウが結集されているようなルアーではないのかなと。
私が10年程前、最初にこのルアーを手にした時は、
まだファットサム、チャンク、コトカス、フラッシュバックしか発売されてない頃なので
サミング70ではなく、ただのサミングと呼んでいました。
なぜか「魚釣り」というものに、生まれてこのかた無縁だった私に、
生まれて初めて「魚を釣る」という快感を味あわせてくれたルアーです。
あの日は昔からの友人の社員Aが「ブラックバスという魚を釣らせてあげる」ということで、
「ほんまかいな、俺でも釣れるん?」「釣れるよ」「・・・・・」半信半疑
湖西の社員Aの指定する場所に、確か午後3時位に待ち合わせという約束でした。
しかし、うれしがりの私は居ても立ってもいられず、
当時の彼女(今の妻)を誘い、指定された初めての場所に12時頃に着いたと思います。
(今でこそ釣りには無関心な妻ですが、当時は「うん!行きた~い!」などとブリッてました)
「ほら、だいぶ様になってきたやろ」とか言いながら、
まあまあ投げられるようになってきたベイトリールでサミングを投げていると、
突然「ビリビリッ」と電流のような衝撃が走り、初めて魚というものが釣れてしまったのです。
「・・・・なんかしらんけど気持ちえ~~~~」
私が釣りにハマッタ瞬間です。
その後社員Aと合流し、7匹ほどのバスが釣れたと記録があります。
その一週間後、今度は一人で近江舞子に出向き、
サミングで今度はいきなりランカー(51cm)が釣れてしまったのです!
うれしくてうれしくて、誰かに言いたくてしかたがなかった私は、
その夜、一瞬の思いつきで「サミングマサ」などと名乗り
サムルアーズのレポートに初めて投稿したのでした。
「はじめまして!サミングマサと申します」