2014年09月17日
パンに恋して
今日はベイト難民キャンプ中の個人的な釣りの話なんぞを。
昨日の個人視点でのこの3日間の時間の流れにも書きましたが、
このイベント中の釣りは、ほとんど「シーバス」ばかりやってたような気がします。
なにせ1日目の午前~昼はyouさん、くろぼうさんと私と3人で、
2日目の午前~昼はみんなで、
そしてその2日目の夜は、youさんと番長さんと私と3人でと、
合計3回もシーバス狙いにわざわざ福井に行ってるのです。
と言うのも昨年、ここで強烈なバイトの後、
SF60cwを何者かにブチ切られた苦い経験がありましたし、
今回はドピーカン、ドクリアー、減水と状況は一変してましたが、
1日目の昼にサミング70Sを急流芯の底で流していると「ガツン」と!
しかしこの魚は速攻でバラシてしまったのです。
そんなに大きくなかった感じでしたが、
速攻バラシだったので、ウグイかシーバスかは解りません。
まあそんな事で、つい熱くなってしまい「打倒シーバス」に燃えてたわけです。
結局シーバスはノーフッシュに終わりました。
さて、久しぶりの琵琶湖のバス釣りは、
狙いの昼間のランカーは、さすがにどアツカマシかったようですが、
相変わらずとは言え、短時間でしたがウィードの際を通すと
小ぶりなのがファットサムJやコトカス等で全部で6匹ほど釣れました。
相当の数のバラシもあったので、今の琵琶湖はうわさ通りトップが熱いようでした。
今回買ったベイトリール「ブレニアス」
スピニングのエギングロッド「セフィアSS」共に一応小バスで入魂です。
ところで今回も人生初の釣りも体験しました、
それが今日の「パンに鯉して」です。
状況が渋いので「初老でいこう」の、いや「ベイトで初老」の、
いや「ベイトでいこう」のyouさんが、いきなり食パンで鯉釣りがしたいと言いだし、
「え~その釣りは知ってるけど そんなんやった事がない」と
「初老が好き」のゴッキーが言ったら、「実は僕もやった事がない」とyouさん。
youさんにもやった事がない釣りなんてあるんやね、
とりあえず私は見物することに、
しばらくするとグイ~ンとしなるロッド! お~ほんまに喰ってるやん!
強烈な引きのようで、三ツ木さんの応援もあって鯉を岸までランディング!
三ツ木左右衛門さんとyou-youさん
ほんじゃ俺もとパンをフックに付けて流します。
途中空からトンビがパンを狙おうとするは、ウグイ達が下からつつきまくるは。
実は途中でシーバスはあきらめ、
見えてるウグイが釣りたくていろいろやってたんですが、反応してくれませんでした。
しかしルアーを表層に流しても無視なのに、適当にちぎったパンに怒涛に反応するとは・・・
(魚ちゅーのは、見てないようで表層をちゃんと意識してるんやな)と
ちなみにさすがの三ツ木さんは、
ウグイをこのパンで上手い事リグを工夫して釣ってました。
しかしパンでウグイが釣れるなんて初めて知りましたね。
さて、しばらくパンをながめ、遠くに見えなくなったのでラインを巻くと、
とっくにフックからパンは外れてまして・・・
なんや、パンの動きに集中していたこの時間はなんだったんだ・・・もっさすぎる
さすが夜になると4ポンドラインが消えて見えなくなり、ガイドを通せない初老、
ラインが出てないのに気づかないとは、ついにボケが始まったようです。
しばらくしてグッと重みがのったので「とうりゃ~」と合わせると「のった!」
グイ~ンとラインが走り、ブレニアスのドラグがジージーうなります!
強烈な引きと重さ、フェンウィックエリートエナジーがきれいにしなります!
くろぼうさんの応援もあり、なんとかランディング!
やったぜ!
しかしよくよく考えてみると、自宅の家の裏の鴨川も似たような状況で、
鯉はわんさかいますので、この「パン鯉」はいつでもやろうと思えばやれます。
まあ、こういうのは遠征地で仲間とワイワイやってるから楽しいのであって、
私一人でこれからこの「パン鯉を極める」なんてことはないと思います。
きっとこれが人生初にして最後の「思い出のパン鯉」でしょう。
パンに恋して
くろぼうさん撮影
Posted by ゴッキー at 12:14
│ベイト難民キャンプ