ジャズダンスにご用心
スポーツジムがオープンしたので、
何を思ったか会員になってしまった。
さっそく通いだしたのだが、
いかにも! といった姿で鏡をみながら筋トレする男子達。
もともと筋肉質な私はトレーニングなんかしてしまうと
すぐにムキムキになってしまう体質で、実はまったくそんな体型に憧れていない。
どちらかというと、ギタリストっぽく痩せた雰囲気に憧れているのだ。
よって、バーベルやベンチプレスなどはやってても面白くなく
楽しそうなエアロビクスの授業を受けることが多くなった。
ここは奥に広い鏡張りのエアロビクススタジオがある。
もともと日頃、ギターを持って踊ってるようなものなので
音楽に合わせて体を動かすのは楽しかったし、
意外とのみこみも早いとか言われ、調子にのっていた。
そして、ある日、時間割表を見ると「ジャズダンス上級」の文字が!
入会の時、「初級からにしてください」と、
インストラクターに言われていたにもかかわらず、
調子こいて授業を受けてしまったのだ。
すると、いつもの30~40人の人が集まっている状況と違い
なんか、熊川哲也ばりの男子2人とバレーやってます的な女子3人が
バーなんか使ってストレッチしていた・・・・・ん?・・なんか違う・・・
そこへ、厳しそうな女の先生が入ってきて、私に向かって
「あっ、あなた新人さん」
(見たらわかるやろ・・どこにこんな小太りダンサーがおんねん・・)
「あっ・・・はい」
「あなた、トゥシューズは?」
「トゥ?・・・」
「持ってきてないの、じゃ~今日は靴を脱いで靴下でやってちょうだい」
「次回から持ってきてね」
「は、、はい・・」
私は、ジャージにTシャツに運動靴といったかっこうである
仕方なしに、靴を脱いで整列。
「ハイ!じゃ~猫のポーズから!」
「??ねこのポーズ???・・・あかん・・・やばい・・」
「ハイ、1の足から6番の足にチェンジ!」「ワンツーワンツー」
「???ヒェ~助けてくれ~~~~~~」
別にはたから見なくても、一人浮きまくって、
変態的な踊りをしている私の姿は想像できた。
1時間授業が何時間にも感じた・・・
皆さん、ジャズダンスにはご用心。
関連記事