タバコの話

ゴッキー

2016年07月21日 12:11

昨夜、久しぶりに京都初老会の飲み会だった。

次のアジやイカ釣りの計画から、今年のベイト難民キャンプ、
そして、やるな~道具番長から老後の話まで。

70歳、80歳とよぼよぼじいさんになっても、
みんなで一緒に釣りしましょうね。

涙がちょちょぎれだが、

「ま~その歳まで元気でいるにはタバコやめた方がいいですよ」
「後藤さん、タバコ吸いすぎやで」

身体まで気を使ってもらいありがたいことだ。

確かに朝から釣りの時なんか軽く2箱は吸ってしまうので、
普段も相当ヘビースモーカーのように思われるのも無理はない。

しかし普段はそんなにも吸わない、と言うか吸えない。

今時、会社はもちろん、路上も禁煙。
よって朝と昼休みにちょろっと吸うだけだ。

2日に1箱ペースである。

まあ、昨夜のように飲みに行ったらあっという間に1箱空けるし
釣りの時は2箱位吸うので、平均すれば1日1箱くらいだろうか。

しかしタバコを吸い始めてかれこれ40年近く、
周りの友人達も次々に止めていき
今では周りでタバコを吸う人はほとんどいなくなった。

「お前もやめ~や、お金も浮くやん」
ん~そうなのだが、私にとってタバコは趣味であり、
釣りを止めたらお金が浮くやんと同義なのだ。

えっ どこらへんが趣味なんだ? 
一日1箱ペースなんて普通じゃないのか?
と思われるだろう。



一日1箱ペースと言っても私の場合はちょっと変わっている。
まず普段外で吸っている銘柄がその日の気分で変わるのだ。

「今日はハイライトの気分やな」「今日は雨なのでラキストにしょ」とか
メンソール系とか1mmとかでなけれは、たいがい大丈夫だ。

発泡酒で言えば、いつもの「金麦」を「今日はクリアアサヒにしょ」と
同じ様な感覚である。

これまでこのブログの写真の傍らに、
たまに見えてたタバコの銘柄がいつも違うのはそういう理由である。

そしてここからが、いよいよ趣味の世界に突入するのだ。

会社から帰り自分の部屋でレコードやCDをかける。

好きなコーヒー豆や紅茶葉、日本茶葉でたて
日によってハマキ、パイプ、キセル、手巻きタバコ等を
「やっと今日も1日が終わったな~」と吸うのが楽しみなのだ。



親父が吸ってた缶ピース、若い時はなんじゃこりゃと思っていたが
この歳になるとなぜ親父がこればっかり吸ってたのかわかる。

日頃は燃焼時間が長すぎて、だるくなるアメスピぺリックも
ゆっくり部屋でふかすと美味い。

手前は私のお気に入り手巻きタバコ。
手巻きタバコは初めてまだ20年程だが、
昔はドラムやGVばかり吸っていたが最近は嗜好も変わった。

また、奥の方の手巻きタバコは恐ろしい甘い匂いをはなつ面々。
こんなのを吸ってる時に、妻が部屋に入ってきたら
「なんなん、あんたの部屋ギャルの匂いがする」と怒る。

私にはとても1日1本以上は吸えない手巻きタバコだ。
よって1パック買ったら半年以上は持つシロモノ。

「じゃ~そんなの買わなきゃいいじゃないか」であるが、

これがまた不思議なもので、
たま~にこの気持ち悪く甘ったるいタバコを吸いたくなるのだ。

と、まあこんな感じで、私にとってタバコは趣味であることが
おわかりいただけただろう。

吸わない事にこした事がないタバコ。

これまで止めようなんて思った事はないが、
ある日突然ピタッと止める日がくるのだろうか。




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