先日サムルアーズより発売された「ファットサム パワースライド」
実は今年の5月、この試作品を2本社員Aから預かっていました。
このブログにもこれまで写真を載せていましたが、
外見的には黒い丸いオモリが埋め込まれただけにしか見えないので、
もし気づかれた方がいても、
「どうせまた、ひじきかなんかひっついたのだろう」と思われていたかも。
今年の5月「ボートシーバスに行くならこれ使ってみて」と社員A。
お~まさかのフィールドテスター依頼。
ついにこの俺の真のじつりきに気づいたか~遅いわ
「よかったらyouさん、番長さん、ウエさんに使ってもらって感想を」
・・・単に色黒ヤマトの宅急便でした。
そして伊勢湾ボートシーバス当日。
先ずは釣りうまな3人に使ってもらう前に私がと投げましたが、
ん?私の使いなれたファットサムの動きとは違う?
まあ、その時の私のタックルが、
ロッドは私の所持する中では太くて硬い竿、
そしてラインはPE25lbに、これまた太くて硬いフロロリーダー。
要は「でっかい魚でもなんでも、どっからでも かかってこんかい」
というガチガチタックルでした。
そのせいで「少し横に流れすぎるな」と感じるのかと。
結局この日は魚が沈んでいるようで、トップに出るようなムードは無く、
私も数投してシンキング系に変え、
ベテラン3人に使ってもらう事もしませんでした。
まあ結果的には、私には誰もかかってこなかったので、
いつもL~MLの竿の方がルアーを動かすぶんには楽しかったかもしれません。
そしてその後、何度かこれを昼の琵琶湖で投げています。
さすがにいつのもタックルだと動かしやすいですが、
現行のファットサムをテクニカルなドリフト走行に例えるなら、
パワースライドというイメージも解らなくもなくFSとはちょっと違います。
海水や荒れた場面での使用も上手く水噛みするとあります。
まあこの違いを自分の中で消化し、釣りに活かせるような腕なら、
私も初級者卒業でしょうが、残念ながらまだまだその域ではありません。
そのニュアンスを社員A視点でHPで説明してくれています。
これはスタッフの個人的な意見ですが、
「動きすぎ」と感じる場合があります。
自分の理想よりもワンテンポ遅れてブレーキが掛かり、
ポーズの体勢が遅れる・・・とか
動きのトリッキー感にやや欠けるとか。
まぁ自分の経験から作り上げたタイミングとは
ちょっとズレがあるという感じです。しかし釣れます。
「自分の経験から作り上げたタイミング」か~
そんなの俺にはまだないや、悔しいけどさすがですね。
今回買ったフロッグカラーの「FSP」、今週末北湖デビューです。